「AIを使えば、寝ている間にブログが勝手に稼いでくれる」 そんな甘い言葉はありませんが、AIを使えば記事効率化を図れるのは本当のことです。
こんにちは!今回はwebライターとして10年以上活動している筆者が、AIツール(Gemini3.0)を使ってブログ用の記事を用意する方法について解説します。
本業でクタクタになり、パソコンを開く気力すら起きない夜。それでも「将来のためにブログを続けたい」と願う副業ブロガーにとって、AIはもはや単なるツールではなく、心強い執筆パートナーです。ぜひ、上手に活用して副業を続けていきましょう。
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【前提】なぜ「Gemini」が副業ブログの心強い執筆パートナーなのか?
私はGemini 3.0を執筆の核にしています。その理由はシンプルに2つです。
① 高性能なのに「無料プラン」が充実
副業ブログにおいて、ランニングコストを抑えることは「継続」のために見逃せないポイントです。Gemini 3.0は、驚くほど高性能な機能を無料プランでも提供しており、「課金せずとも執筆のパートナー」になってくれます。
無料プランの場合、一部の機能には使用上限があります。使用上限に達すると該当する機能は一定時間使えなくなりますが、時間が経過すれば再び使用可能です。連続して使用する場合、その制限がネックとなりますが、副業で一日に限られた時間だけしかブログを書かない人であれば、無料の範囲内でもそれなりに執筆を進められると思います。
実際私も、無料プランだけを今のところは利用しており、ブログ執筆に役立てています。長時間確保できる方の場合は、無料プランでは物足りないかもしれません。その場合は、有料プランの利用を検討しましょう。
② 生成する文章の質が高い
初期のAIにありがちだった不自然な言い回しが消え、Gemini 3.0は人間が読んでも違和感の少ない文章を生成してくれます。イメージとしては、初期のAIが3~7割程度の完成度の文章を生成してくれるとすれば、Gemini 3.0は7~8割程度の品質で生成してくれるといった感じです。
もちろん、細部は人の手が入ったほうがよいでしょう。しかし、当たり前の話ですが、ゼロから文章を人の手で作り出すのに比べて、作業効率が劇的に異なります。限られた時間で作業をすることになる副業において、これはありがたいでしょう。
webライターが実践する「AI共作」ワークフロー

どれほど高性能だからといって、AIに丸投げするのはおすすめしません。上位表示を勝ち取るには、あなたにしか書けない内容(経験に基づく話や何かの感想など)を盛り込むことも大切です。
以下では、私がGemini 3.0を使ってブログ用の記事執筆をする際の流れをご紹介いたします。
ステップ1:対策キーワードの選定と戦略的な構成案作成
AIにいきなり書かせるのではなく、まずは対策キーワードを選定しましょう。対策キーワードとは、ターゲットが検索する際に使うキーワードです。そして、対策キーワードには検索ボリューム(検索に使われた数)に応じて、それぞれ名称があります。
- ビッグキーワード(検索ボリュームが1万以上)
- ミドルキーワード(検索ボリュームが1万~1千程度)
- ロングテールキーワード(検索ボリュームが1千以下)
これらの名称は、人によって呼び名が微妙に変わる場合がありますが、基本的にはこう呼ぶパターンが多いでしょう。これらのうち、個人のブログが狙うのはロングテールキーワードです。
検索ボリュームが多いキーワードがそれで対策する競合が多く、基本的に立ち上げたばかりのブログサイトが勝つことは難しいでしょう。しかし、ロングテールキーワードであれば、ライバルが少なくなるので、方法次第では勝つ見込みがあります。
また、ロングテールキーワードは、検索ニーズがはっきりとしているのが特徴です。以下をご覧ください。
- 「副業」月間検索数:135000
- 「副業」「ブログ」「アフィリエイト」月間検索数:70
「副業」はビッグキーワード、「副業」「ブログ」「アフィリエイト」はロングテールキーワードです。※ちなみに上記の二つは、以前ラッコキーワードの有料プランを使って私が調べたキーワードと月間検索数です。現在は違う数値になっているはずですので、参考程度にお考えください。
「副業」には、あらゆるニーズが含まれています。例えば、「副業ってどんなのがあるの?」「副業を会社が禁じている場合できないの?」「副業の確定申告ってどうしたらいいの?」などです。
一方、「副業」「ブログ」「アフィリエイト」のニーズは明らかで、「副業としてブログ(アフィリエイト)したい」「副業ブログしたいからアフィリエイトについて知りたい」などが例として挙げられるでしょう。
ロングテールキーワードのほうがニーズが絞られているので、必要な記事が用意しやすいです。例えば、「副業ブログをする前にアフィリエイトの基礎を紹介」「アフィリエイトって何?副業ブログで稼ぐメカニズム」などが、記事内容として考えられるでしょう。
対策キーワードは、ツールを使って探すのがおすすめです。私は、ラッコキーワードの有料プランを使って対策キーワードを選定しています。
※ラッコキーワードに興味がある方はぜひチェックしてみてください。
有料プランを利用する必要がありますが、使いやすいので愛用しています。
さて、ツールで対策キーワードが明らかになれば、あとは自身のブログの方向性・ターゲットに合うキーワードを選定し、それをもとに記事の構成案を考えていきます。
記事の構成案を考える際は、「誰の、どんな悩みを解決するか」「誰のために書くのか」を明確にしましょう。
例えば、この記事は、「副業でブログをしたい(あるいはすでにしている)方が、AIを使った記事執筆に興味がある」といったニーズ・ターゲットを想定しており、それに対するアンサーとなる情報を提供しています。
ターゲットは、基本的に対策キーワードをもとに考えればよいと思いますが、自分で考えるのが苦手な方はAIを使うのもおすすめです。下記のプロンプトをAIに入れてみてください。
「「」「」このロングテールキーワードで想定されるターゲットを教えて。」
※「」に対策キーワードを入れてください。
ターゲットが想定できたら、今度はAIを使って構成案を考えます。さまざまなプロンプトがありますが、ここでは私が考えたものを一例として紹介しますので、使ってみてください。※プロンプトは適宜改良するか、別に良いものがあればそちらをご使用ください。AIの性能や生成したい内容次第では、これ以外のプロンプトが適している可能性も十分考えられます。
「あなたは日本一のブロガーです。下記の内容をもとに高品質なブログ記事の構成案を用意してください。
#ターゲット
・※ここに想定しているターゲットの情報を入れてください。
#対策キーワード
・※ここに対策キーワードを入れてください。
#命令文
・ターゲット・対策キーワードをもとに構成案を生成してください。
・景表法をはじめとした各種法令・ガイドラインを遵守してください。
・SEO対策を意識した内容にしてください。」
これで構成案が生成されるはずです。ここでポイントですが、必ず構成案はあなた自身が確認をしてください。AIはハルシネーション(誤った回答)を起こす可能性があります。また、ハルシネーションがなかったとしても、ターゲットや対策キーワードにそぐわない内容になっている可能性があります。「ん?これ違くない」と思う部分は、修正しましょう。
ステップ2:Gemini 3.0による「超速・文章生成」
構成案が完成したら、AI(私はGeminiを使っていますが、ほかのAIでもできるはずです)に下記のプロンプトを打ってみてください。
「あなたはプロのブロガーです。この構成案をもとに文章を生成してください。AIっぽい文章は避けてください。景表法に注意してください」
これで文章を生成できるはずです。生成した文章はしっかりと人間の目でファクトチェックや誤脱チェックを行いましょう。また、おかしいと感じた部分はご自身で修正するか、AIに「ここがこうこうおかしいからこういうふうに修正して」と指示を出して修正した文章を生成してもらいましょう。
ステップ3:人間による「経験」の注入
ここが勝負の分かれ目です。AIが書いた文章に、あなただけの「一次情報」を混ぜ込みます。例えば、私の場合、「webライターとして10年以上の経験がある」「ブログを運営している」「YouTube動画の投稿も行っている」といった経験を生かした情報提供が可能です。
Googleは、E-E-A-Tと呼ばれる基準をもってweb上のサイトを評価しています。このE-E-A-Tは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)を意味しており、これらに当てはまるあなただけの情報をブログ記事に盛り込むことができれば、上位表示が期待できます。
すぐには思い浮かべられない方は、ご自身の知識があることや経験したことを紙やパソコンのメモ帳にでも書き出してみてください。記事に使えそうな情報が出てくるかもしれません。
独自情報を盛り込み、記事のファクトチェック・誤脱チェックが終わったら記事の完成です。ブログに公開しましょう。
副業ブロガー初心者におすすめのAIツール3選

現在のツール選びは、用途に合わせて「使い分ける」のが賢いやり方です。生成AIごとに特徴やプランの内容、強みが異なるので、自分の目的や使い心地に合わせて使うツールを選択しましょう。
1.Gemini3.0
私がメインで使用しているAIツールです。3.0になってからこのツールはかなり性能がアップしました。ちゃんとプロンプトで細かく指示を出せば、6~9割程度完成した記事を用意してくれます。かなりの時短につながっており、もはや手放せません。GoogleのAIは、各種Googleツールとの連携ができるのも強みです。仕事でGoogleサービスをよく使う方は、使いこなせるようになると時短になるでしょう。
3.0には、「高速モード」「思考モード」「Pro」の三つのモードがあります。Proが一番濃い内容を提供してくれ、高速モードは簡易的な(といってもそれなりに高性能で早い)回答をしてくれるモードと考えてよいかと思います。思考モードは、その中間(回答がそれなりに早くそれなりに濃い内容を生成してくれる)です。
記事執筆で使うのであれば、思考モードのほうが使い勝手が良いなと私は思います。
2.chatGPT5.2
こちらも非常に性能の高いツールです。高度な論理性を持っており、記事生成はもちろんのこと、複雑な比較表の作成やデータの分析などが可能です。Gemini3.0とそれほど使い勝手は変わらないかな、といった印象を受けました。どちらが良いかは好みで違いが出ると思います。
3.Adobefirefly
Adobefireflyは、いわゆる画像生成AIです。ブログには、アイキャッチや要所要所に画像を挿入(なくてもいいけど、あったほうがいいです。SEOとしても読者の目線で考えても)する必要があります。フリー画像でもいいですが、オリジナリティあふれる画像が欲しいのであれば、Adobefireflyを使うのがおすすめです。
なぜおすすめなのか?それは、著作権のリスクが低いからです。
Adobefireflyは、ライセンス済み画像と著作権の切れた一般コンテンツなどを使って学習しているため、著作権侵害のリスクが低い(低いだけで気を付けなければならないのは他のツールと一緒です)のが強みです。安心して使いやすいので、私が画像生成AIを使うとしたら、このツールを選ぶでしょう。※ちなみにこのブログは今のところフリー素材を使っています。
AIを使ったブログで「検索上位」を獲り続けるための鉄則
「ハルシネーション(嘘)」を疑い抜く
AIは自信満々に間違ったことを言います。特に「数字」や「法律」に関わる情報は、必ず公式ソースで裏付けを取りましょう。また、自身の経験は、当然ながらあなた自身にしか書けないので、そういった情報はAI任せにせずに自身でタイピングしたほうがよいです。
景表法・薬機法への配慮
「AIが書いたから知らなかった」では済まされないのが法律です。「誰でも月100万確定」といった過度な誇大表現を避け、誠実な情報発信を心がけましょう。また、健康食品系のブログを書く場合は、薬機法に注意が必要です。薬とは違うので、勘違いが起きないように注意して健康食品を紹介するようにしましょう。
検索キーワードにこだわる
検索キーワードに沿った記事内容にしないと、どれほど内容そのものが良くても訪問者が訪れません。テキトーに決めるのではなく、「検索数がある程度あり、強すぎる競合と戦いになりにくいキーワードか」「ターゲットが使いそうなキーワードか」など、こだわってキーワードは選定しましょう。
リライトする
記事を公開したら、それで完了ではありません。定期的に記事はリライトして、品質の維持・向上を目指しましょう。
- 情報が古い
- 記事品質が悪い
- 少し改善すれば上位表示が見込める
こういった記事は、放置せずに最新の情報にした記事にリライトすることで、検索上位になる可能性があります。私の場合ですと、このブログの初期に書いた記事の一つが、100位圏外だった記事もありますが、リライトして検索上位に戻すことに成功したものもあります。
ぜひ、副業ブログに挑戦した際は、記事を定期的に見直してみましょう。
まとめ:AIはあなたの「時間を節約」するための投資
Gemini 3.0のような優れたAIをメインツールとして活用することは、決して手抜きではありません。限られた副業時間の中で、「より質の高い記事を、より多くの読者に届けるための賢い選択」です。
AIに任せられる作業は任せる。そして、あなたは「読者のために何ができるか」「自分にしか提供できない価値とは何か」を考える。この役割分担こそが、競合ひしめくブログ市場で上位を勝ち取るために必要なことだと私は考えます。
まだAIに触れたことがない方は、試しにやってみてください。Geminiであれば、無料でも使えるのでおすすめです。





