副業webライターはひどい仕事なのか?

ちょっとだけでもいいので、こちらの記事を読んでみてください。

もし今、「副業Webライターは楽に稼げる」という幻想を抱いているなら、あなたは既に初心者がハマる「低単価地獄」の入り口に立っている可能性があります。

* 時給300円。

* クライアントの都合で入金が大幅に遅れる。

* 納期直前の大幅な修正指示で、週末が消滅。

このようなひどい事態が起きる可能性は否定できません。

しかし、諦める必要は一切ないでしょう。確かにひどい状態をずっと続けることは、消耗戦と同じでつらいだけです。しかし、回避する術はあります。しっかりと対策を行えば、副業webライターとして稼ぐことは可能です。

消耗戦に陥るのは、あなたの努力不足ではなく、「知識」の有無で決まるからです。

この記事は、あなたが低単価の泥沼にハマる時間を最短にし、未経験からでも安定収入を達成するための、具体的な戦略をご紹介いたします。

ひどい現実に陥る前に、対策方法を学んでおきましょう。

なぜ「ひどい消耗戦」になりがちなのか?

副業webライターがひどい消耗戦になる理由

あなたがWebライターを副業に選んだのは、「在宅で」「時間に縛られず」「誰にも文句を言われずに」稼ぎたかったからではないでしょうか?

それなのに、現実では「時給はバイト以下」「納期に追われ睡眠不足」「理不尽なクライアントに振り回される」という、ストレスフルな状況に陥ることも珍しくありません。これには、以下のような理由が考えられます。

理由1.質より量を求めるクライアントがいるため

クラウドソーシングサイトで「文字単価0.5円以下」という案件が大量に存在する現実。これは、「記事を安価で手に入れたい」と考えるクライアントが一定数存在するからです。

彼らの要求は、「とにかく数をこなしてほしい(SEO対策のために、質よりも量を優先したい。)」だと考えられます。こういったクライアントの依頼は、質を求めないため初心者でも取り組みやすいですが、あまり儲けは期待できません。

理由2.本人にスキルがないため

高単価案件を獲得するためには、「SEO対策に詳しい」「経験が豊富」「専門的な知識がある」「特定分野の専門家」「価格交渉がうまい」「営業活動を積極的に行っている」など、本人のスキルの高さが求められます。これらのスキルがないと、なかなか単価の低い案件から脱却できません。

理由3.クライアント側の認識不足があるため

クライアントの中には、記事を求めているが、あまり記事事情に詳しくない方もいます。

例えば、「NISAを徹底解説した3,000文字の記事を執筆してほしい。3,000文字くらいすぐ書けるだろうから1文字0.3円(報酬900円)で頼もう」と思ったクライアントがいたとします。

しかし、NISAを徹底解説するには、それなりの専門知識が必要です。FP3級、できればFP2級以上の資格を持つ方が対応すべき案件ではないでしょうか。知識がない方がこの内容の記事を書く場合、おそらく3時間かかっても仕上げられない可能性があります。そうなった場合、900円の報酬はあまりに安すぎます。

このことを知らずに依頼をするクライアントもいるため、webライターとして働く方は慎重に対応することが求められます。

対策

クライアントのウェブサイトや募集文を徹底的にリサーチし、あなたの提供する価値を「投資」として見てくれるクライアントとだけ取引する習慣をつけましょう。別の言い方をするならば、適切な報酬を支払い、マナーがしっかりとしたクライアントとだけ取引することが大切です。

もちろん、実際に依頼を受けてみないとわからない部分もあるため、絶対に良いクライアントだけ見極めるのは難しいでしょう。しかし、リサーチをすれば、わかる部分もあります。わかりやすいのは、クラウドソーシングサイトの評価です。評価の高いクライアントであれば、安心して取引しやすいでしょう。

入金トラブルから身を守る「業務委託契約」

「納品したのに、入金まで70日待ち」—これは、副業を始めた人がやる気を失う瞬間です。

フリーランスのwebライターとして働く場合、「業務委託契約(請負契約)」を企業と交わすことになるでしょう。この契約の報酬支払いに関する部分は、細かくチェック(というか全体を細かくチェックすべき)することが大切です。

場合によっては、企業側(依頼者側)に圧倒的に有利な条件となっており、報酬の支払いが遅く設定されているケースもあるので注意しましょう。クラウドソーシングサービスの場合、報酬支払いのルールを仲介業者(クラウドソーシングサービスを提供している企業)が定めていることが多いので、安心して利用できます。ただし、ルールはクラウドソーシングサービスごとに異なるので、よく調べたうえで利用の可否を判断するようにしましょう。

ゼロから高単価案件獲得を達成する3つの戦略ステップ!ひどい消耗戦を避けよう

ひどい消耗戦を避ける副業webライター

消耗戦を避け、安定して稼ぎ続けるには、戦略的なステップアップが不可欠です。低単価案件は、次のステージに進むための「踏み台」として利用し、最短距離で卒業しましょう。

STEP 1:ポートフォリオを作りこむ

ポートフォリオとは、あなたの実力やできることをクライアントに知らせるための紹介文です。この文章を通してクライアントが見たいのは、「自分の未来の利益に貢献してくれるか」です。

ポートフォリオについては、以下のページで詳細に紹介しておりますので、ぜひともご覧ください。

ポートフォリオとは?副業Webライターとして働くなら用意しよう

STEP 2:具体的な営業術

クラウドソーシングサイトは便利ですし、良質な案件もあるので使い続けるのもよいでしょう。しかし、低単価案件の泥沼から抜け出すには、自ら積極的に良質な案件を取りに行く必要があります。クラウドソーシングサイトだけを利用するのではなく、積極的に企業に働きかけ、仕事を獲得するようにしましょう。

高単価案件を掴む営業アプローチ方法

1.企業に問い合わせる:企業によってはwebライターを募集しているところがあります。そういった企業に営業をかけることで高単価案件を獲得できる場合があります。企業サイトもしくは、その企業が運営しているサービスサイトをチェックしてみましょう。

2.SNSで専門家として発信:「〇〇業界専門のwebライター」として発信し、企業から「ぜひ書いてほしい」とオファーが来る状態を作るのも手です。また、良さそうなクライアントをSNSで発見した際は、自分からDMを送り、交渉してみましょう。

3.紹介してもらう:webライター仲間がいる場合は、その人に「案件紹介してもらえる?」と聞いてみるのも手です。「ああ、ちょうどよかった。自分は専門外だから受けられない依頼があったけど、君なら対応できそうだ。紹介しようか?」といった具合に紹介してもらえる可能性があります。ただし、紹介してもらうばかりではいけません。自分でも人に紹介できそうな案件があれば、紹介しましょう。支えあう関係を構築することが大切です。

STEP 3:「ビジネス成果を出す人」へ

文字単価5円を超えるような高単価案件は、「あなたに頼んだら、ウチのビジネスがどう成長するか」というビジネス視点が問われます。クライアントの望んだ結果になるように、しっかりとした記事を納品することができなければならないでしょう。

絶えず知識を磨き、成長を続けることができれば、高単価案件を継続して獲得できるwebライターになれます。

AIを「ひどい現実」に打ち勝つ武器にする方法

AIが登場し、webライターの仕事が一変しました。私の場合、記事の内容にもよりますが、AIで記事を生成させ、それを適切な形に修正する、といったやり方で文章を用意するパターンが増えたと感じています。

「AIに仕事が奪われる」と怯える必要はありません。AIを上手に扱うことができれば、効率よく稼ぐことができます。これはwebライターに限った話ではなりませんが、AIが登場したこの世の中においては、今後「AIを使いこなす人材」「AIじゃできない仕事を提供できる人材」「それら両方を行える人材」などの人でないと稼げない時代が到来すると、私は思っています。

環境が変わったとき、それに適応できるかどうかが、その人の人生を左右するのではないでしょうか。AIを毛嫌いするのではなく、まずは積極的に活用してみることが大切です。

あなたの作業をAIに「丸投げ」して時給を倍にする

あなたは、リサーチや構成案の作成に多くの時間を奪われていませんか?これらの時間泥棒は、全てAIに担当させましょう。

AIへ「丸投げ」する方法とは?指示3つの例

1.  リサーチ作業の圧縮:「〇〇というキーワードで、Google検索の1位〜10位までの記事の共通点を洗い出し、読者の潜在的な疑問を分析して」「この内容の記事を書きたい。参考になる資料を用意して」

2.  構成案の骨子作成:「対策キーワード「」ターゲット「」記事の目的「」。これらを踏まえたうえで、記事の構成案を考えてください」

3.  データ収集の自動化:「〇〇業界の最新の統計データや専門家のコメントを3つずつ集めて、出典元と共に箇条書きでまとめて」

AIは「単純作業」と「情報収集」に驚異的なスピードを発揮します。人の心をつかむ人間味あふれる文章や商品の感想など、こういった部分は人間でないと対応は難しいですが、AIに任せられそうな部分は任せましょう。時間を短縮できます。

人間にしかできない領域へ:AIが書いた文章に「命」を吹き込む

AIがどんなに進化しても、絶対に書けない領域があります。それは、あなたの「生きた経験」です。

AIが作った構成やリサーチ結果、文章は、人間の目で確認しましょう。文章の大まかな部分は、AIでも作成できます(文章の内容にもよりますが)。しかし、生成された文章には手を加えることをおすすめします。

「あなたの経験に基づいた裏話」「あなたの専門家としての洞察」を加えることで、その文章は一気に「あなたにしか書けない価値」を持ちます。

これこそが、AI時代に高単価を維持するライターの戦い方だと思います。

ちなみに人間にしかできないwebライターの仕事って?

コラムやSEO記事は、AIで作成することも増えました。今後、そういった記事はAIによって作成され、いずれは人間の手をほとんど加えずに済むようになるかもしれません。しかし、レビュー記事や取材記事、専門家独自の視点で書いた記事などの分野は、人間でないと対応できないものです。AIを使いこなすことも大切ですが、そういったAIにはできない分野も鍛えることで、しっかりと副業として結果の出せるライターになれるはずです。

ぜひ、ご自身なりの方法でAI時代に対応してみてください。

副業webライターのためのQ&Aコーナー

こちらでは、副業webライター(特に未経験者やなりたての方)が抱きそうな疑問に回答していきます。実際にこういった質問が届いたわけではなく、私の独断と偏見で「こういった悩みがある人多いんじゃない?」と思ったことをQ&A形式で回答するコーナー(?)です。参考程度にお考えください。

Q. 未経験ですが、本当に稼げるようになりますか?

A. 結論から言えば、稼げます。ただし、「戦略的に取り組めれば」です。 Webライターの仕事は、作文や感想文とは違います。読者の疑問を特定し、論理的に答えを提示し、最終的にクライアントの目的(購買や登録)を達成する「ビジネス文書」です。クライアントが求める記事を提供できるライターになれれば、依頼を継続して獲得でき、安定して稼げるでしょう。

Q. 単価交渉はどう進めればいい?「値上げして」と言う勇気がありません。

A. 多くの初心者は「文字単価を上げてください」とだけ伝えて失敗します。工夫をしましょう。例えば、「現状の文字単価1.0円で、記事納品のみですが、次回から1.5円をいただく代わりに、納品前にSEOの観点から競合記事と差別化するチェックと、wordpressへの入稿作業を行います」といった提案をします。

これはクライアントにとっては、「コストはよりかかるが、それ以上のメリットを得られる」と判断できる提案です。もちろん交渉したからといって必ずしも成功するとは限りませんが、クライアントが求めていることを予想し、それに沿った提案ができれば成功確率を高められるでしょう。

ちなみに仕事の内容と報酬がかみ合っていない場合は、それを伝えることで報酬アップが期待できます。私の場合、作業工数と報酬がかみ合っておらず、500円アップするようにクライアントに伝えたところ、すんなりと承諾いただけた案件がありました。交渉も重要なスキルですので、ぜひお試しください。

まとめ

「ひどい」と叫ぶか、「賢く稼ぐ」と笑うか。あなたの副業Webライターとしての未来は、「今」の行動で決まります。

Webライターは、ちゃんとできれば稼げる仕事です。

消耗戦から抜け出し、しっかりと稼げる未来を手に入れるために戦略的に取り組みましょう。

例えば、あなたが元営業マンなら「営業成績を3倍にした商談前の準備術」、趣味で筋トレに詳しいなら「40代からの最短で腹筋を割る食事戦略」など、「あなたにしか書けない価値」を見つけることです。この価値があれば、クライアントに選ばれるライターにもなれるでしょう。

副業webライターとして稼ぎたい方の成功を祈っています。

下記では、副業webライターに関するその他の情報も紹介していますので、ぜひご覧ください。
【副業Webライター】って何だろう?挑戦する前に基本を押さえよう