「ブログで稼げるジャンルを知りたい」 「金融や転職などの高単価ジャンルを狙うべき?」
そう考えて検索しているあなたに、Webライターとして10年以上、文字単価・記事単価の世界で生きてきた私から、一つだけお伝えしたいことがあります。
「稼げるジャンル」を選んでも、あなたが「書けなければ」収益は0円です。
ブログの初心者に重要視していただきたいことの一つが、「モチベーション」です。どれほど高収入が見込めるジャンルであっても、それが苦痛であれば耐えられずに辞めていく可能性があります。
※記事を書くのが苦痛でやめる、というのはwebライターでもブロガーでもよく聞く話です。
この記事では、サーバー会社やアフィリエイトの専門家ではなく、「書くことのプロ(Webライター)」の視点で、副業初心者が選ぶべきジャンルと、手を出してはいけないジャンルを解説します。
Contents
なぜ「高単価ジャンル」を選んで失敗するのか?プロが見た初心者の敗因
ブログで稼ぐ、つまりはアフィリエイトにおいては、「クレジットカード」「FX」「転職」などのジャンルは高収入が見込めるとして紹介されることもあります。しかし、あなたがこれらのジャンルにまるで興味がなく、これからも興味を持つことは難しいと感じているのであれば、避けたほうがよいでしょう。
理由はシンプル。「執筆コスト」と「リターン」が見合わないからです。
1記事に何時間もかかる「儲かるジャンル」より短時間で書ける「好きなジャンル」が勝つ理由
Webライターとして働くと痛感することですが、記事作成にかかる時間は「執筆時間」だけではありません。「リサーチ(調査)」と「裏取り(事実確認)」に膨大な時間※がかかります。
※近年ではAIが登場しており、昔に比べると短時間で作業ができるようになっていますが、それでもある程度の時間はどうしてもかかってしまいます。
例えば、知識のない「金融ジャンル」で記事を書こうとすれば、制度の仕組みや法律、最新の金利情報を調べるのに数時間かかる可能性があるでしょう。
私の場合ですと、webライターの仕事で士業系の案件を書く場合は、事実確認にかなりの時間を費やしました。興味のある案件であれば1,000文字20分程度で仕上げることも可能です。しかし、士業関連の記事の場合、1時間下手をすれば2、3時間かけて1,000文字を書くことも珍しくありません。
ただし、AIを使えば、もう少し早く執筆可能です。しかし、いずれにせよAIの記事はハルシネーション(誤った回答)を起こす可能性がありますので、事実確認にかなりの時間がかかる点は一般的な執筆と変わりません。
上記の経験から私は、ブログ(このブログサイト)を始めることを考えたとき、自身が興味を持てるうえに経験のある「副業」にフォーカスして始めることにしました。
副業で使える時間は限られています。 リサーチに疲れ果てて週に1記事しか更新できない高単価ブログより、自分の経験則でスラスラ書けるジャンルで週3記事更新するブログの方が、ドメインパワーも育ちやすく、結果として収益化への近道になります。
それに興味のあるジャンルや知識のあるジャンルのほうが、深い内容で書けるので、記事品質がアップしやすいのも魅力です。
興味のないジャンルをたくさん書くのは「大変」である
ブログで成果を出すには、最低でも半年から1年の継続が必要です。 想像してみてください。全く興味のない話を、仕事から帰ってきた後の疲れた頭で、毎日書き続けられますか?
苦手、もしくは興味のないジャンルを執筆するモチベーションを保つのは簡単ではありません。仕事であっても、嫌なものは嫌です。ましてや副業の場合、自分を叱る上司はおらず、自身の自主性がなければ稼ぐことができません。副業に対する凄まじいやる気がある方ならば問題ないかもしれませんが、「少し収入を増やしたい」といった目的の方の場合、興味がないジャンルだと挫折する可能性はあるでしょう。
私の場合、webライターとして興味のないジャンルを執筆することは多くありました。仕事と割り切っていますが、やはりモチベーションは下がります。
その経験から私は自身でブログを運営する際は、興味があり、なおかつ経験があるものをジャンルとして選ぼうと思い、副業に関する情報を提供するブログを始めました。
ブログで稼ぐ場合、ある程度のコンテンツ数が必要ですし、もちろん品質※も確保しなければなりません。
※この場合の品質とは、「読者が役に立つコンテンツだと感じるブログ」+「検索エンジンが良質と判断するブログ(でないと上位表示されないのでブログにほとんど人が訪れない」の二つを意味します。
モチベーションが下がった状態で品質と数も確保し、稼ぎを得る。……無理じゃねWWW。
と思いませんか。そのため、副業としてブログに挑む方には、興味のあるジャンルをチョイスすることをおすすめします。
Webライター歴10年の経験から選抜!副業初心者におすすめのジャンル3選

では、何を書けばいいのか。 私が提案するのは、「リサーチ時間が短く済み、かつ品質も確保できるジャンル」です。
仕事(本業)系
ブログは副業。であれば、あなたは現在、本業があるはずです。本業をテーマにしたブログの場合、あなたは専門家としての立場から高品質なコンテンツを提供できる可能性があります。
あなたにとって当たり前の情報でも、そのジャンルに詳しくない方からすれば、価値のある素晴らしい情報となりえるので、活かしてみてはいかがでしょうか。また、専門家の立場から記事を執筆した場合、Googleの検索エンジンから高く評価(E-E-A-T)されます。
検索エンジンに評価されれば、上位表示(検索した際、1ページ目に表示される)されるため、たくさんの人がブログに訪れてくれる可能性があるでしょう。さらに、本業であれば、詳しい分、ネタ切れが起きにくいのも魅力です。
趣味・スキル系(イラスト・ハンドメイド・語学など)
もしあなたに、本業や趣味で培ったスキルがあるなら、それが最大の武器になります。 「イラストレーター」「動画編集」「英語学習」など、趣味で学んだスキルは、リサーチなしで濃い記事が書けるからです。
独自の体験談は、Googleが現在最も評価するポイント(E-E-A-T)でもあります。例えば、私の場合はwebライター(こっちは趣味じゃなくて仕事ですが…)ですので、「上手に記事を書く方法」「知識を身につけるコツ」「SEO対策のコツ」など、経験に基づいた情報を提供可能です。
趣味がある方は、どういった内容で記事を用意できそうか考えてみましょう。掘り下げていくことで、ブログのネタになりそうなものがたくさん見つかるはずです。
自身の「悩み解決」系
過去の自分が深く悩み、それを解決した経験も立派なブログネタです。 ダイエット、肌荒れ、借金返済、資格取得など。
「当時の自分が喉から手が出るほど欲しかった情報」を書けばいいので、ターゲット設定も構成作りも迷いにくいでしょう。何より、同じ悩みを持つ読者への熱量が違います。
それに、アフィリエイト商材も選びやすいはずです。例えば、「資格の勉強をする際、この参考書よりこの参考書のほうがわかりやすかった。理由はこうです」といった具合に、本を紹介できます。
初心者が手を出してはいけない「リサーチ地獄」のジャンル

SEO的な競合の強さ以前に、「記事を作成する労力が尋常ではない」ため、初心者が挫折しやすいジャンルがあります。ライター視点で「これは避けるべき」と思えるものを挙げていきます。
情報の鮮度が命すぎる「トレンド・ニュース系」
芸能人のゴシップや、発売直後のガジェット情報、時事ニュースなどです。 これらは「速報」であることに価値があるため、常にネットに張り付いている必要があります。
これは時間が限られている副業で挑戦するのであれば、あまりおすすめではありません。普段からSNSで情報をチェックする癖がある方以外は、避けたほうが無難でしょう。
専門知識がない状態での「YMYL(医療・法律など)」
Your Money or Your Life(人々の健康や財産に関わる分野)のことです。これらはGoogleの評価基準が極めて厳しく、個人ブログが上位表示するのは困難です。
しかし、それ以上に問題なのは「誤った情報を書けないプレッシャー」と「裏取りの手間」です。「多分こう思う」が通用しない世界です。専門家でない限り、記事1つ書くのに数日かかることもザラにあります。初心者が手を出すと、筆が止まる可能性が高いでしょう。
私もwebライターとして、こういった情報の記事を扱うことがありますが、なかなかに大変です。リサーチに数時間かかったり、お客様から「これは違う」と何度も修正を受けたりすることがあります。
知識がある方以外は、もっと別のジャンルに挑戦したほうが続けやすいでしょう。
「書くスキル」さえあれば、どのジャンルでもやっていける
ここまでジャンル選びについて話してきましたが、極論を言えば、確かな「ライティングスキル」さえあれば、どのジャンルでも戦っていけます。
ブログ運営を通じて「読まれる記事の構成」や「説得力のある文章」を身につければ、それは一生モノのスキルになります。 ブログに挑戦した際は、少しずつでも良いのでできることを増やしていきましょう。
まずは、あなたが「苦なく書ける」「語りたいことがある」領域から、最初の一歩を踏み出してください。
まとめ
ブログで稼げるジャンルについて解説しましたが、結局のところブログは続けることが大切です。副業として稼ぐためには、限られた時間を有効に活用しつつ、しっかりと継続する意識が必要となるでしょう。

