数ある副業の中でも、Webライターに関心を抱いている方は多いでしょう。Webライターは、在宅でもできる仕事であり、副業として人気があります。上手くいけば、まとまったお金も稼げるので、選択肢のひとつとして十二分に「あり」といえるでしょう。

しかし、全くの初心者の場合、「Webライターって未経験でもできる？」と疑問に感じる方も多いはずです。結論から申し上げると、初心者・未経験でも副業Webライターになることはできます。

以下では、まずWebライターの概要を解説した後、初心者・未経験でもWebライターになるための方法と仕事のやりがいについてお伝えします。副業としてWebライターに挑戦したい方は、ぜひともご覧ください。

副業として挑戦する前に確認！そもそもWebライターってなに？

Webライターとは、簡単に言えばクライアントの要望通りに記事を仕上げ、報酬をもらう仕事のことです。基本的に執筆した記事は、ネットにアップ（クライアントが運営するサイトなどに）されることになるでしょう。

実力があれば、執筆だけでなく企画も任せてもらえる場合があります。コラム記事や取材記事、セールス目的の記事など、取り扱う記事は多彩です。Webライターは、副業としてはもちろん、本業として活動している方もいます。

以下のページでは、副業でWebライターを始めるメリットとデメリットについて解説しています。興味がある方は、こちらをご覧ください。

副業でWebライターを始めるメリット・デメリットとは？初心者にもおすすめ

初心者・未経験からどうやってWebライターになるの？

Webライターと聞くと、専門家しかなれないイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。初心者・未経験でも、Webライターになることは可能です。

そもそも、Webライターが仕事で扱う言語は日本語です。日本人であれば、どなたでも扱っています。その時点で、Webライターとして仕事ができる可能性を十二分に秘めているのです。

プログラマーならばプログラムの知識が、イラストレーターならばある程度の画力が求められるでしょう。しかし、Webライターは、ネットにつながったパソコンやスマホなどの機器とそれを扱う基本的なスキル（タイピングスキルや検索スキルなど）があれば、どなたでも挑戦できる始めやすい仕事です。

もちろん、収入を増やすためには、リサーチ力を磨いたり、専門知識を身につけたり、取材に行けるようになったりと、プラスとなるスキル・知識が必要となるでしょう。プラスワンのスキル・知識は、Webライターとして働きながら身につけることが可能です。まずはWebライターとして活動してみて、自分に合うかどうかを確認してみるのも一つの手でしょう。

Webライターとして仕事を始めてみたいのであれば、主に以下のような方法がありますので、参考としてご覧いただければ幸いです。

・企業の求人をチェックする

企業の中には、Webライターの募集をかけているところがあります。あなたが仕事をしやすいと思える条件で募集している案件があった場合は、応募してみてはいかがでしょうか。Webライターの経験がない場合は、それ以外の部分でアピールできそうなものがないか見直してみるのがおすすめです。例えば、飲食店に働いていた経験がある場合は、その時の経験を活かした記事作成が可能であることをアピールしてみましょう。グルメ系の記事を執筆するライターを求めている企業であれば、プラスに評価してくれる可能性があります。

・クラウドソーシングを活用する

ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトを活用することで、仕事を獲得できます。案件はさまざまであり、中にはWebライターの初心者・未経験でも受けられる仕事もあります。初めて挑戦する方でも始めやすいので、クラウドソーシングサイトで試してみるのもおすすめです。

また、以下のページでは、Webライターが仕事を獲得する方法について解説しています。こちらのページもぜひともご覧ください。

副業Webライターとして月数万円の収入を得るために！仕事を獲得する方法

Webライターの仕事のやりがいって何？

副業としてWebライターに挑戦することで、どのような仕事のやりがいを得られるのでしょうか。以下では、Webライターの仕事のやりがいをご紹介いたします。

・成果物を見ることができる

例えば、メディアの記事執筆を担当した場合、納品後その記事をご自身の目で見ることができます。検索してご自身の記事があった時は、感動するのではないでしょうか。仕事をすればするほど、ご自身の仕事の成果を目にする機会は増えていきます。「私の書いた記事が、ちゃんと役に立っている」と思える仕事、それがWebライターです。

・知識が増える

Webライターとして記事を執筆していくと、さまざまな情報をリサーチすることになります。つまり、仕事をすればするほど、あらゆる知識に触れ、学んでいけるということです。

知識が増えれば、より高品質な記事を執筆できますし、私生活でも役立つことがあるでしょう。

・人から評価される

記事を納品すると、クライアントから「良い記事でした」「こういった部分を改善するとより品質がよくなります」といった感想をいただけます。はじめは上手に記事を書けず、あまり良き感想をいただけないかもしれません。しかし、腕前が上がっていくと、そのうち嬉しい言葉をいただけるでしょう。

Webライターをやる時に意識しておきたいこと

Webライターは副業にもおすすめの仕事ですが、挑戦する際は以下のようなことを意識しましょう。

品質の高い記事を書かない限り稼げない

副業のWebライターになったからといって、すぐに稼げる人はほとんどいないでしょう。アルバイトであれば、働けば働くほど時給が発生します。

しかし、フリーランスのWebライターは、記事を納品してクライアントが納得しない限り報酬が手に入りません。どれだけ執筆に時間をかけたからといって、記事の品質が低ければクライアントは納得しないでしょう。

仕事である以上、ある程度の品質が求められます。誤字脱字をなくす、正しい日本語を使うといった基本はもちろん、クライアントの指示通りに記事を執筆するように心がけましょう。

品質だけでなく速度も求めないと稼げない

まとまった金額を稼ぐには、速度も重要です。例えば、1文字1円、1000文字の記事執筆を依頼されたとします。この場合、1時間で仕上げることができれば、時給換算で1時間1,000円です。しかし、2時間で仕上げたとなれば、時給にして1時間500円になります。

品質が悪いと差し戻し（つまりは書き直し）をされるため、速度だけを重視するわけにはいきません。速度と品質の両方が良い塩梅になった時、しっかりと稼げるようになるでしょう。

実績がないと高単価な仕事は得にくい

Webライターとして実績を積み重ねていけば、高単価の依頼も受けられるようになるでしょう。しかし、実績のない初心者のうちは、低単価の依頼が多くなりがちです。

初めから大きく稼ぐことは難しいので、その点は強く意識していきましょう。地道にコツコツと活動することが、後の稼ぎに繋がっていきます。「文章書くだけでしょ？　簡単に稼げる」といった甘い考えは捨てるべきです。

責任を持つべき

副業として挑戦する場合、手が空いた時間に仕事をすることになるでしょう。本業に比べれば、「気軽にやっている仕事」といった印象になるかもしれません。しかし、お金をもらう以上、ある程度の責任感は必要です。

「納期の遵守」「クライアントの情報を外部に漏らさない」「報告や相談は早めに行う」「変な言葉を使わない」「マナーを守る」「連絡が来たら速やかに返信する」といった基本は徹底して守りましょう。

これらができていないと、クライアントから信頼を失い、仕事をもらえなくなります。

まとめ

初心者・未経験でもWebライターになることは可能です。企業の求人やクラウドソーシングサイトなどをチェックしてみてください。初心者・未経験でも挑戦できる仕事があります。

Webライターはやりがいがある仕事であり、副業として始めるのにもおすすめです。興味がある方は、ぜひとも挑戦してみてください。