数ある副業の中でも、YouTuberを始めたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。成功すれば、副業どころか本業になりうるほどの稼ぎを得られる仕事です。しかし、一方で始めたはいいが、モチベが低下し、辞めてしまう可能性もあるでしょう。

こちらでは、どのような人にYouTuberという仕事が向いているのか解説します。YouTuberを始める参考になりましたら幸いです。

※こちらで掲載した内容に合致しないからといって、必ずしもYouTuberに向いていないとは限りません。あくまで参考程度にお考えください。

YouTuberが向いている人1.専門的な知識を持っている人

「専門的な知識ある!」

これは、動画配信者として心強い武器となってくれます。例えば、料理人がYouTuberとして活動した場合、プロの現場で培った知識や技術を活かして動画を制作できます。専門家ならではの動画は、料理好きな方にとって価値あるものとして評価される可能性があるでしょう。

このように書くと、「じゃあ、専門家じゃない人は無理じゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとお待ちください。専門的な知識といっても、特別なものばかりが該当するわけではありません。例えば、尋常じゃないくらい市販のアイスクリームが好きな場合は、それを活かした動画(例えば、美味しいアイスクリームの紹介動画、アレンジレシピの紹介動画など)を制作することができるでしょう。

あなたにとって普通の知識(マニアな人の知識)も、一般的な人(その分野の専門的な知識のない人)からすると驚くべき情報である可能性があります。ぜひ、自分の興味・趣味・経験を掘り下げてみてください。

YouTuberが向いている人2.時間を確保しやすい人

まずは以下をご覧ください。

・企画を考える時間

・撮影準備(撮影に使う道具の購入、衣装の用意など)の時間

・撮影の時間

・動画の編集に使う時間

・動画のアップロードに使う時間

上記のように動画制作には、それなりの時間が必要です。分刻みで生活している方の場合、時間の確保に苦労するでしょう。(もちろん、合間時間を使う、休日にまとめて作業するなどできないわけではありませんが)

時間をまとめて確保できる方であれば、クオリティを維持・向上させつつも、安定して動画を投稿できるはずです。

YouTuberが向いている人3.トレンドに詳しい人

YouTubeでは、流行り動画があります。一昔前でいえば、メントスコーラなどがそれにあたるでしょう。こういった動画を早い段階(流行った時、あるいは流行りそうな段階で)で提供できるのは、動画配信者として大きな強みとなります。

SNSやテレビ、インターネットなど、あらゆるツールを絶えずチェックし、流行りを逃さないようにしている方は、それがそのまま強みとして機能するでしょう。

すでに流行りだしている動画を、ご自身のチャンネルでやる場合は、一つ注意が必要です。他のチャンネルでもやっている内容をそのまま行うのは、少々二番煎じ感があります。そのため、ご自身らしいオリジナル要素を出してみてはいかがでしょうか。

例えば、以下のような感じです。

手先が器用で面白い発明品を作るのが得意→メントスコーラを噴水に見立てた模型を作る。

この例の場合、メントスコーラ(流行っている企画)×噴水の模型(手先が器用という自身の強み)を組み合わせています。これにより、流行りの動画に付加価値を加えることができているため、他のチャンネルとの差別化につながっているのです。ぜひ、トレンド動画に挑戦する際は、ご自身の強み・オリジナリティを加えてみてください。

YouTuberが向いている人4.誰かを楽しませることが好きな人

「誰かを楽しませたい」この気持ちは、動画作りにおいてプラスに働きます。動画の制作は地味な作業も多く、モチベーションが下がる方もいるでしょう。しかし、「この動画を視聴してくれる人が喜んでくれたら嬉しい」と思えれば、モチベーションを高めつつ作業できます。

また、視聴率を稼ぐ動画は、視聴者にとって「面白い」「ためになった」などの気持ちを抱かせる内容に仕上がっています。誰かを楽しませることが好きな方であれば、「こうすれば楽しんでもらえるかな」「前の動画で好評だったから、今回の動画にも取り入れてみよう」といった視聴者のための工夫を行うでしょう。絶えず視聴者の存在を認識し、動画の改善を行える方は、YouTuberに向いている素養があると思います。

YouTuberが向いている人5.コミュニケーション能力が高い人

YouTuberは、視聴者とコミュニケーションを取る機会が意外とあります。例えば、生配信を行っている時、視聴者のコメントを読み上げながら、返事をする配信者は多いでしょう。視聴者と上手にコミュニケーションを取ることができれば、新たなファンとなってくれる方も増えていきます。

また、視聴者とコミュニケーションをする機会は生配信以外にもあります。それは、動画のコメントです。コメントを見てリアクションを返せば、視聴者に喜んでもらえるでしょう。

コミュニケーション能力の高さは、動画作りにおける強力な武器です。視聴者と関り、積極的に彼ら・彼女らのことを理解していければ、ニーズに合った動画を提供しやすくなります。

YouTuberが向いている人6.継続力がある人

動画配信者として活躍する上で、継続力は必須ともいえる能力です。継続して動画を出し続けることで、以下のようなメリットがあります。

・YouTubeからの評価基準に関係する

YouTubeは、放置されているチャンネルよりも放置されていないチャンネルを高く評価します。定期的に動画を投稿した場合、YouTubeのアルゴリズムがプラスに評価し、おすすめ動画・関連動画にあなたの動画を表示してくれます。

投稿頻度についてですが、「毎日投稿すべし」「週に3回ほどでよし」など、様々な説があるのでどれを信じれば良いのか迷う方もいるかもしれません。これに関しては、私個人の意見として(あくまで参考程度にお考えください)ご自身が無理なくできる範囲で更新すればよいと思います。

例えば、週に3回更新が限界な方が無理に毎日更新に挑戦したとしましょう。その場合、毎日更新ができたとしても、動画のクオリティが低下したり、モチベーションが下がって辞めてしまったりといったデメリットが生じる可能性があります。

毎日更新しなくても、定期的に更新していればYouTubeも評価するため、ぜひご自身ができる更新頻度を見極めてみてください。

・動画のクオリティがアップする

動画のクオリティを高めるためには、知識を学ぶだけでなく実践することが大切です。「面白いコメントを言えるようにする」「動画編集の技術を磨く」など、定期的に更新することでこれらの動画クオリティをアップさせる技術も高められるでしょう。

・視聴者に活動していることをアピールできる

ほとんど更新しないチャンネルと定期的に更新するチャンネルがあったとして、どちらの動画(動画のクオリティはどちらもほぼ同じとします)をよく視聴しますか? 

ほとんどの方が、後半と答えるでしょう。定期的に更新することで、「お、このチャンネルは更新頻度が高いな。面白い動画を沢山見れるかも」と視聴者が思ってくれる可能性が高まります。

YouTuberが向いている人7.自己管理能力が高い人

動画の撮影・編集・投稿といった作業を、定期的に続けて行うには自己管理能力が必要です。「今日はやる気がないからやらないでおこう」「ゲームしてから後で動画編集しよう(結局、ゲームをしすぎてやらない)」など、自己管理に苦労する方の場合、なかなか動画を投稿できず過ごしてしまう可能性があります。

まとめ

YouTuberに向いている人について解説しました。今回ご紹介した情報はあくまで目安としてお考えください。上記で挙げた項目に当てはまらないからといって、必ずしもYouTuberとして活躍できないとは限りません。

これから動画投稿者として活躍したい方のお役に立つ情報を提供できたのであれば、幸いです。