「副業でブログを始めたけれど、毎日更新なんてとても無理……」 「更新が止まると、せっかくの順位が下がってしまうのではないか?」
本業を終えて疲れ果てた夜、真っ白なエディタを前にそんな不安を感じていませんか? ネット上には「まずは毎日更新100本」や「質こそがすべて」という意見も溢れています。どちらが正しいのか分からず、手が止まってしまうのが一番もったいないことです。
私はWebライターとして10年以上、数多くの記事を執筆し、ブログも挑戦してきました。その結論から言うと、「更新頻度を過度に気にする必要はない」です。
今回は、忙しい人でも無理なく継続するための更新ペースについて、お伝えします。
Contents
ブログの更新頻度はSEOに直接影響しない?

まず、「更新頻度とSEOの関係」について整理しておきます。
Googleが評価するのは「鮮度」と「質」
結論から言えば、「毎日更新しているから」という理由だけでGoogleの評価が上がるとは考えにくいです。
Googleは、ユーザーにとって有益な情報を求めています。そのため、更新頻度が高くても質が伴っていなければ、なかなか評価されないでしょう。
Googleが公表している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」では、このような一文があります。
コンテンツが最新: 公開済みのコンテンツを確認し、必要なら更新し、的外れになったら削除します。
この一文は、すでに公開されたコンテンツについて言及した一文ですが、新たな記事を公開するうえでも参考になる情報だと私は思います。
というのも、この一文を読めばわかるように、コンテンツが新しい情報(つまりユーザーが求めている最新情報)で記載されたものであればよいが、古い情報(もうユーザーにとって役に立たない情報。参考になりにくい情報)で構成されたコンテンツは削除(もしくはリライトでもOKだと思います)するべき、と解釈できるでしょう。
月に30本の低品質な記事を投稿するより、月に4本でも読者の悩みを深く解決する記事を投稿するほうが、評価は上がりやすく、また安定しやすいです。
これは、このブログや他のブログを運営した経験がある私の経験からくる結論です。情報が古かったり、内容が薄かったりする記事を投稿しても、インデックスされない、もしくはインデックスされてもすぐに外されてしまうことがありました。
この経験を踏まえて、私は記事を書く際は品質(読者の役に立つ記事になっているか)を意識しています。そのかいもあってか、前よりはインデックスされるようになりましたし、検索順位もよくなっています。
副業ブロガーが「毎日更新」で自滅する理由
副業には「時間の制約」という問題があります。これは、本業もある以上、どうしても仕方のないものです。ブログの場合、時間のなさから「やばい、もっと本数を用意しないといけないのに」と焦り、無理に毎日更新を続けようとする方もいらっしゃるでしょう。しかし、品質を無視した更新を続けると、以下の落とし穴にハマります。
- リサーチ不足で内容が薄くなる
- 誤字脱字や情報の誤りが増える
- 何より、ブログ自体が嫌になって挫折する
ブログは「短距離走」ではなく「マラソン」です。序盤で息切れしてリタイアしては、収益化というゴールにはたどり着けません。
品質を維持しつつ、無理のない頻度で更新をすることが大切です。
【レベル別】副業ブログの更新頻度の目安

更新頻度の目安が知りたい方は、下記をご覧ください。下記を参考にしつつ、ご自身に合った更新頻度を探ることで、無理なく続けやすい環境を構築できるでしょう。
初心者:週1~3回。まずはライティングの型を作る
ブログを立ち上げたばかりの頃は、SEOを意識しすぎるよりも「書く習慣」を作ることが先決です。
毎日少しでいいので書くように心がけましょう。習慣化さえできてしまえば、無理なく更新ができます。私は、このブログではなく、他のブログを運営していた頃、習慣化がうまくいかず、結局20記事も用意できずに挫折したことがあります。挫折してしまえば、せっかくの苦労も水の泡(まあ、失敗した経験が残るのでまったく無駄ではありませんが)です。
続けることができれば、たとえ今用意できる記事の品質が多少悪くても問題ありません。一見、上で話をした内容と矛盾するようですが、そうではありません。記事品質が悪いコンテンツに関しては、後にリライトすればよいだけです。
書きなれていない場合、記事を一つ用意するだけで時間がかかります。そのため、まずは週に1~3回を目安にすることを提案いたします。その回数であれば、無理なく続けやすいでしょう。私の場合は、平日に記事のネタを考えたり、キーワード選定を行ったりして、休日に記事を投稿するパターンが多いです。
ぜひ、いろいろと試行錯誤をしてみてください。結局、誰かが「ベスト」と紹介した方法があなたの「ベスト」になるとは限りません。「自分だけのベスト」が作れれば、精神的にも余裕が生まれるはずです。
ちなみに更新頻度が一番重要ではないとはいえ、まったく更新しないのは本末転倒です。最初は70%くらいの完成度(品質も意識するが、完璧は求めないイメージ)を意識し、定期的に更新するようにしましょう。
中級者~上級者(収益化中):週1〜2回。1記事の質を極めて上位を狙う
ある程度記事が溜まってきたら、量より質へシフトします。競合サイトを分析し、それ以上の価値を提供することに集中しましょう。
初期のころに書いた記事は、実力が高まったころに見ると「あ、ここがダメだ」と未熟なところが散見されるはずです。そういったところを中心に既存記事をリライトすることも大切です。質を求めて書くことで、あなたの記事は上位表示されやすくなります。
上位表示される記事が増えれば、多くの人がサイトに訪れるようになり、結果として収入も増えていくでしょう。「読者が求めていることは何か?」を常に考え、品質を高めることがポイントです。
例えば、この記事の場合、「副業でブロガーを始めたばかりの方」あるいは「副業ブロガーに興味があるけどまだ始めていない方」をターゲットにしており、「ブログ更新頻度ってどのくらいがベストなの?」といった迷いに対する回答、というイメージで仕上げています。
更新頻度よりも「リライト(メンテナンス)」が重要な理由
更新頻度にこだわりすぎるよりも、リライトに意識を向けることが大切です。どれほど記事品質が悪くても、リライトをすれば品質を高めることができます。
私の経験からお話しすると、このブログの記事は、当初記事品質があまり高くない記事を多くアップしていました。しかし、リライトをしたことで、前よりは記事品質がアップしたように思えます。(インデックスされるようになった。ロングテールキーワードで上位表示される記事も増えた)
副業ブロガーとして活躍したいのであれば、ぜひ更新ばかりに目を向けるのではなく、既存記事のリライトも意識してみてください。リライトをするだけで、上位表示される可能性はあります。
また、アフィリエイトとして商品・サービスを紹介しているページがあった場合、文章表現次第で収益が変わってきます。「サイトに訪れる方は増えているのに、収入があまり高くなっていない」という場合は、文章表現を見直すことで改善が図れる可能性があるので、リライトを意識しましょう。
時間がない副業ブロガーが「質」を落とさず更新頻度を上げる秘訣
「それでも、もう少しペースを上げたい」という方へ、私が実践している効率化のテクニックを共有します。
1. 工程は分けて考える
記事を書く際、「え、執筆からいきなり始めるべき?」「記事を書きつつリサーチすべき?」など、自分がするべき行動が分からず、戸惑っている方もいるでしょう。
記事を書く作業は、「リサーチ」「構成」「執筆」に切り分けることが鉄則です。これら工程は基本的に、リサーチ→構成→執筆の順で進めていきます。進める順番がはっきりとわかっていれば、迷う時間が減るので効率化につながるでしょう。
また、工程を切り分けて考えることで、自分が何に時間を多く使っているのか、何の作業が苦手なのかわかってきます。
苦手な工程が明らかになれば、改善ポイントが見えてくるでしょう。例えば、リサーチの工程で時間がかかっている場合は、「参考書を入手しておく」「AIを使って参考情報を要約してもらう」「良質な参考サイトはブックマークしておく」といった対策を心がけることで短くできます。
以下のページでは、私が行っている執筆術を紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。
【副業のためのブログ記事の書き方】時間がない人向け高速執筆術
2. AI(ChatGPT等)を活用した記事構成・下書きの高速化
現在はAIを「優秀な助手」として使う時代です。 例えば、記事の構成案を作らせたり、導入文のアイデアを出させたりすることで、ゼロから考える「生みの苦しみ」を大幅に軽減できます。ただし、最終的な「個人の体験」や「意見」は必ず自分の手で書き加えることが、Googleに評価されるポイントです。
AIに任せっぱなしにするのではなく、自分も手を加えることが、効率化しつつ記事品質を担保するコツです。
3. ネタ切れを防ぐ「副業キーワード」のストック術
スマホのメモ帳などで、日常で感じた「不便」や「疑問」をストックしておくのもおすすめです。ふだんからネタとなる情報を用意しておけば、「何を書こうか」と悩む時間を、少なくできます。
以下のページでは、ネタ切れを防ぐ方法をお伝えしていますので、ぜひともご覧ください。
【副業ブログ】ネタ切れは「成長の機会」!収益化のためのネタ出し戦略
まとめ:あなたの生活リズムに合った「継続できる頻度」が最強
ブログの更新頻度に「全ブロガー共通の正解」はありません。 あなたにとっての正解は「本業や私生活を壊さず、笑顔で書き続けられるペースを守ること」ではないでしょうか。
週に1回でも、その1記事が誰かの人生を少しだけ良くする内容であれば、それは価値のあるブログです。まずは自分を追い込みすぎず、楽しみながらキーボードを叩いていきましょう。





