アナログとデジタル、どちらでイラストを描くべきか迷っていませんか?
副業としてイラストを始める場合、それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った方法を選択することが重要です。
この記事では、アナログとデジタルそれぞれのメリットとデメリットをご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
Contents
アナログとデジタルのどちらでイラストを描くべき?
アナログとデジタルのいずれかを選ぶ場合、趣味であれば、お好みのほうで構いません。しかし、副業のイラストレーターとして考えた場合、どちらを選ぶのが望ましいのでしょうか?
一概にはいえませんが、デジタルを選択する方が増えているようです。理由として挙げられるのが、「効率が良い」ことです。デジタルであれば簡単にコピペすることができますし、データの共有が簡単に行えます。
副業のイラストレーターの場合、本業の合間に作業をすることになるので、使える時間は限られるでしょう。そのように考えると効率的に仕事を進めやすいデジタルを選ぶのも手かもしれません。しかし、アナログでも仕事ができないわけではないため、自分の適性や環境なども踏まえて、選ぶのが望ましいでしょう。
アナログとデジタルのメリット・デメリット
アナログイラストのメリット
・初期投資を安く済ませることができる
デジタルの場合、パソコンやスマホ、イラスト用のソフト、ペンタブ・液タブなどの設備が必要です。それらを一から揃えるとなると、それなりの金額がかかります。
しかし、アナログであれば、道具一つ一つの価格は控えめのため、安く済ませることも可能です。資金に余裕がない、お試しでイラストを描いてみたい、という方は、アナログでスタートするのも手かもしれません。
・停電時も作業可能
イラストレーターの仕事には期限が設定されているので、万が一のトラブルで手が止まってしまうのは辛いところでしょう。アナログはデジタル機器を用いないでイラストを描けるので、停電が起きた場合でも作業することが可能です。
・モチベーションを維持しやすい
簡単に修正ができるデジタルとは異なり、アナログは修正が難しいです。そのため、「失敗しないようにしっかりと書くぞ」と思いつつ描くため、最後までモチベーションを保ちやすいのもメリットでしょう。
アナログイラストのデメリット
・修正しにくい
一度描いた絵を消しゴムで消して修正するのは、手間がかかります。場合によっては書き直しが必要なこともあるため、失敗しないように注意しなければなりません。
・作業効率が低い
デジタルは、同じ絵のコピペや間違った箇所の修正などがすぐに行えます。しかし、アナログは、デジタルよりは容易ではありません。
大量に絵を描かなければならない場合、作業効率の悪さがネックになることもあるでしょう。
デジタルイラストのメリット
・修正が簡単
デジタルの場合、描いた線が誤っていたとしても、すぐに消すことが可能です。また、イラストの一部(例えば、顔の右半分が崩れていたなど)が間違っていた場合、その範囲の修正も簡単に行えるでしょう。
アナログであれば、大幅な修正、あるいは描き直しになるようなミスでも問題なく対応できるのはデジタルならではの強みです。
・データの共有が簡単
アナログで用意したイラストの場合、クライアントに渡すには、郵便もしくは手渡しをしなければなりません。しかし、デジタルであれば、ネットを経由してすぐにイラストを提供できます。
・画材を揃えるコストや手間がかからないので楽
デジタルは、アナログと異なり画材を揃える必要はありません。機材とイラストソフトさえ用意できれば、あとは手軽に絵を描くことが可能です。
アナログであれば画材を揃える手間とコストはかからないので、楽に感じるでしょう。そして道具を使用した後は片づけが必要ですが、デジタルであればそれを気にする必要はありません。
デジタルイラストのデメリット
・初期投資が高い
デジタルイラストを始めるには、パソコンやスマホ、板タブ・液タブ、イラストソフトなどが必要です。画材が不要である反面、それらの機器を用意するにはかなりの金額がかかるでしょう。
また、イラストソフトの中には、買い切り型ではなく、サブスク型のものもあります。サブスクの場合、継続してお金を支払わないと使えなくなるため、その点は注意が必要です。
・デッサンが狂いやすい
アナログとイラストでは、描き方が多少異なるのが特徴です。大きなイラストを描く場合、アナログと異なり、デジタルでは一部を拡大して描きます。例えば、顔の部分を描く場合は、顔辺りを拡大して目や輪郭などを描きこみます。
この描き方によって、デッサンが狂いやすいといわれているようです。狂わないようにするためには、デジタルならではの書き方をマスターする必要があるでしょう。
まとめ
アナログとデジタルは、それぞれにメリット・デメリットがあります。副業としてイラストに挑戦したい方は、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、ご自身に合った方法で挑戦してみるとよいでしょう。
また、以下ではイラストレーター以外の副業(ネット副業)をご紹介しています。興味がある方は、こちらのページもぜひともご覧ください。