「今日はブログの日だ。さあ書くぞ」と意気込んでパソコンを開いたものの、画面の前でフリーズしてしまう。
「……何を書けばいいんだ?」
と悩み続けて、気づけば1時間が経過していた。
そんな経験、ありませんか?
時間は有限です。特に副業において、悩んでいるだけの時間は大きな損失でしかありません。「じゃあ、どうすれば?」と思う方は多いでしょう。
まず念頭に置いてもらいたいのが、「ネタ切れ」は、あなたの才能がないから起きるわけではありません。単に「記事を書くための準備」が不足しているだけです。
今回は、ブログの執筆も行っているwebライターが「ブログのネタ出し」についてお伝えいたします。皆さんがネタ切れに困らないようになるべくわかりやすくご紹介しますので、ぜひご覧ください。
Contents
なぜ副業ブログで「ネタ切れ」が起きるのか?2つの原因

1. 「書きたいこと」を書こうとしているから
副業をビジネスとして捉えるなら視点を変える必要があります。
重要となるのが「あなたが何を書きたいか」ではなく、「読者が何を知りたがっているか(需要)」です。
ここがズレていると、すぐにネタは尽きてしまいますし、そもそも読者が求めていない情報を執筆しても、読まれない可能性が高まるでしょう。
私はwebライターをしており、ライターの仕事では自分の書きたいことを書く仕事はあまり多くありません。基本的には、クライアントが求めている(正確に言えば、クライアントが想定する読者が求めている)情報の記事を書きます。
副業ブログの場合も、基本はこの視点を持つことが大切です。
2. ターゲットの設定が曖昧だから
「とりあえず多くの人が興味があることはなんでも書こう」
このようにターゲットを広く設定しすぎていませんか?
主婦なのか会社員なのか子供なのか、人によって抱えている悩みは全く違います。対象が広すぎると、誰に向けた記事なのかが定まらず、筆が止まってしまう可能性があるでしょう。
ターゲットを明確に決めておくことをおすすめします。例えば、私の書いているこのブログは、「副業をしたいと考えている人」「副業をこれから始めたいと思っている人」を対象としております。ターゲットが明確であれば、「webライターをやりたい人は、まずどうやって仕事を探せばいいのか迷っているだろうから仕事の探し方をお伝えしよう」「イラストにはアナログとデジタルの二種類がある。それぞれの違いを知ってもらって副業(副業イラストレーター)に役立ててもらおう」といった具合に、書くべき内容が具体的にイメージできるようになります。
ネタを枯渇させない「3つの思考法」

では、どうやってネタを枯渇させないでブログを執筆していけばよいのか?以下では、ネタ探しのコツをご紹介いたします。
1. 【キーワードから逆算】ラッコキーワード(有料)で「需要」を可視化する
ネタ切れ解消の近道は、「世の中の人が何を検索しているかを知ること」です。
これを効率的に行うために、私はキーワードリサーチツール「ラッコキーワード」を活用しています。
無料版でも関連キーワード(サジェスト)は取得できますが、副業として本格的に取り組むなら、私は有料プランの活用をおすすめします。その大きな理由は、「月間検索数(検索ボリューム)」を確認できるからです。
検索ボリュームとは、そのキーワードが月間に何回検索されているかを示す数字です。これはいわば「悩みの深さ」や「ニーズの大きさ」です。これを知らずに記事を書くのは、お客さんがいるかどうかも分からない場所でお店を開くようなものです。
【実践手順】ネタ候補をリスト化する方法
私が実践している基本的なリサーチ手順は以下の通りです。
- キーワード入力
ラッコキーワードで軸となるキーワード(例:「副業 webライター」)を入力します。 - 月間検索数の取得(有料機能)
どの言葉がどれくらい検索されているか、数字で把握できます。 - 「ロングテール」に着目する
検索数1万以上のビッグワードは企業サイトなどの競合が多いため、個人ブログでは上位表示が難しい傾向にあります。
狙い目は、検索ボリューム「100〜1,000」程度の、具体的でニッチなキーワード(ロングテールキーワード)です。- 例(Volume: 大):「Webライター」 → 競合が多い
- 例(Volume: 小):「Webライター 始め方 未経験 スマホ」 → ニーズが具体的で書きやすい
- CSVダウンロードで「ネタ帳」化
抽出したデータをCSV(Excel)形式でダウンロードします。これをスプレッドシート等で管理すれば、それがあなたの「記事ネタリスト」になります。
このリストを元に記事を書いていけば、「今日何を書こう」と悩む時間は大幅に短縮できるでしょう。
ラッコキーワードに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
2. 【Yahoo!知恵袋】リアルな悩みを「解決記事」にする
キーワードツールで「検索される言葉」を見つけたら、次はYahoo!知恵袋などのQ&Aサイトでその言葉を検索してみるのもおすすめです。
そこには、キーワードだけでは見えない「具体的な悩み」が書かれています。
例えば、「Webライター 稼げない」というキーワードなら、知恵袋には以下のような投稿があるかもしれません。※実際にあった投稿ではなく、あくまでイメージ(例として)としてご紹介している架空の悩みです。
- 「半年続けて月収500円です。才能ないのでしょうか?辞めたいです」
こうした具体的な悩みに答える形で記事構成を考えます。
タイトル案:『副業webライターとして月1万円を突破するために見直すべき3つのポイント』
どうでしょう? 一般論を並べた記事よりも、特定の読者に深く刺さる記事になるはずです。
悩みがある場所にこそ、書くべきネタがあります。
3. 【横展開】1つのネタを「深掘り」と「比較」で広げる
1つのネタを見つけたら、そこから派生させて考えましょう。
例えば、「ラッコキーワード」というネタなら…
- 深掘り: 「ラッコキーワードの登録手順」「有料プランと無料プランの違い」
- 比較: 「キーワード選定ツール3選!ラッコキーワードと他ツールの違い」
- 体験談: 「実際に有料プランを使ってみて感じたメリット・デメリット」
このように視点を変えるだけで、1つのテーマから複数の記事ネタが生まれます。
それでも思いつかない時の「緊急対処法」3選
「理屈はわかったけど、今はどうしても新しい記事を書く時間や気力がない…」「上記の内容を試してもネタ切れにまだなるけど?」
そのような時もあるでしょう。以下では、対処法をお教えします。
1. 過去記事の「リライト」で品質を上げる
ブログ運営は「新記事を書くこと」だけではありません。過去の記事を見直して、情報を最新にしたり、読みやすく修正したりする「リライト」も重要な作業です。
情報の鮮度を保つことは、読者にとっても検索エンジンにとってもプラスになります。新しいネタがない時は、過去の記事をブラッシュアップしましょう。
2. 自分の「失敗談」をコンテンツにする
成功談だけでなく、失敗談も貴重な情報になります。
「サーバー選びで迷った経験」「最初は思うように稼げなかった経験」
こうした失敗談は、あなただけのオリジナルコンテンツ(一次情報)であり、同じ悩みを持つ読者にとっての反面教師として役立ちます。ブログでは、一般的な内容だけを紹介するのではなく、あなたにしか書けない情報を掲載することも大切です。ぜひ、過去を思い出してみてください。思わぬネタが見つかるかもしれません。
3. 競合サイトの「目次」を分析する(模倣はNG)
どうしても思いつかない時は、同じジャンルの上位表示されているブログを読み、その「目次」を研究してください。
「この視点は自分のブログにはなかったな」「自分ならもっとこう詳しく書けるな」という発見があるはずです。
もちろんコピー&ペーストは厳禁ですが、「自分なりの視点」や「体験談」を加えて再構成すれば、それはオリジナルの記事となります。
まとめ:ネタ切れを卒業して「読まれるブロガー」へ
「ネタがない」と悩むのは、あなたが真剣にブログに向き合っている証拠です。
しかし、そこで止まっていてはブログは育ちません。
ネタ切れを感じたら、その対処に取り組みましょう。適切に対処できれば、ネタ切れがなかなか起きない状態を作れるはずです。
今回ご紹介したツールを使ったリサーチなどは、最初は手間に感じるかもしれません。ですが、慣れてしまえば「書くべきことが明確になる」ため、執筆スピードも上がっていくはずです。

